2022年3月11日。
羽生結弦選手がミヤギテレビ「OH!バンデス」に、東日本大震災から11年が経つこの日に寄せたメッセージ。
「11年がたった今の世界で、命の意味と尊さを考えています。あらためて、今までの11年間、何ができてきたのだろうかと考えています。」
「本当は金メダルをまた持ち帰ってこられるように、と努力を重ねてきました。皆さんにお見せできるようにと思って頑張ってきました」
「僕は挑戦することをやめず、前へ進み続けましたが成功するところまでいくことはできませんでした」
「悔しい苦しい気持ちもありますが、そんな姿からでも皆さんの中で何か意味のあるものになれているのであれば、本当に幸せだなと思っています」
「前へ進み続けることは大変なことであり、報われないこともある。それは震災のことでも同じことがあると感じています。」
「苦しくて、楽しくて、悲しくて。そんな皆さんの日々の中でも応援してくださり、本当にありがとうございます」
「僕も、これからもずっと応援させてください」
羽生結弦選手の真摯で誠実な言葉は
いつも心に響く。
前日夜、日刊スポーツの記事でこのメッセージが発せられたことを知った時に、「あっ!明日は3月11日だ」と
改めて気付いた。東北地方とはうんと離れた場所に住み、日々の生活のあれこれに気持ちは紛れてしまっている。
羽生くんは震災直後からずっと変わらず、自分に出来ることを考え続け、そしてそれをずっと実行し続けている。
私もちっぽけでも何かしようと思った。
そういえば今週初め、生協のお店に行ったら東北地方の商品のコーナーが設けられていて、「あれ?東北地方の食品が色々ある。」なんて、何かに思い至ることもなく『いかせんべい』と『りんごせんべい』を買った。『南部せんべい』とどちらにしようかかなり迷ったが。
そして今日仕事帰りに生協に寄った時
にまた『りんごせんべい』を買った。
(またせんべいなのか)
よく見ると「東北応援フェア」ってなっているではないか。
そして生協にはその時々の募金箱が置いてあるので、東北地方応援の募金は無かったが、ウクライナ支援の募金箱があったのでお金を入れた。
私はいつの日か宮城県に行こう!